高配当出現の競馬トピックスについて
2015年9月の競馬のニュースで注目を集めたのは、中山競馬場で出現した3連単のJRA史上第2位の配当のニュースでしょう。
9月21日の中山1レースは1800メートルのダートの2歳の未勝利戦でしたが、このレースを勝ったのは単勝11番人気のアリオンダンスで、単勝配当は6180円でした。
2着は9番人気ロッジポールパイン、3着は15番人気のシゲルナガイワシで、3連単の配当は27,929,360円の配当になったのです。
わずか2分以内の間に100円が3,000万円近くになるわけですから、改めて3連単の魅力を思い知らされることとなりました。
高配当になる原因の一つは、人気馬の惨敗です。
このレースでも単勝1.6倍の圧倒的人気を集めたトモジャポルックスが勝ち馬から2秒以上も離された12着に敗れました。
この馬は前走の新潟での新馬戦で5着とまずまずの着順でしたが、その時は芝のレースであり、今回の中山の1800メートルダートでも好走できるかどうかは実績もなくて不明だったわけです。
従って後から考えると1.6倍という単勝オッズは少々人気が先行し過ぎていたとも言えます。
こういった盲点をついて高配当というのは出現するのです。